日本介護食品協議会

代表よりメッセージ

トップ 日本介護食品協議会について 代表よりメッセージ

世界でも異例の早さで超高齢社会となった我が国において、介護に適した食品の必要性がさらに注目されております。当協議会は、どなたにも食べやすくおいしい食事として楽しんで戴きたいという思いから介護食品を「ユニバーサルデザインフード」と定め、基準作りや普及活動を続けております。

協議会の設立は、介護保険制度がスタートした平成12(2000)年に結成した「介護食品協議会(仮称)設立ワーキンググループ」に端を発します。当時、上市し始めた各社の「介護食品」は表示・規格などが統一されておらず、お客様が必要とする情報がわかりにくいものとなっていました。そこで、業界が主体となってお客様にわかりやすい自主規格を策定することが急務と考えました。

以降、「今後ますます要望が高まる介護食品に関し、利用者が安心して使用できる製品を食品の立場から鑑み、規格基準を設定して提供していき、国民の健康の保持・増進に寄与するとともに、業界の健全なる発展に資する」ことを目的に、平成14(2002)年4 月に日本介護食品協議会が発足しました。協議会では会員企業を中心に、有識者らの助言も受けながら、ユニバーサルデザインフードの運用方法を定めた自主規格を完成させました。また、会員企業によるユニバーサルデザインフードの生産量、出荷額の統計調査を実施し、市場も明確にして参りました。ユニバーサルデザインフード生産量の伸びは、今日まで毎年10%を超え、商品数についても1,500種以上を数えており、市販用、業務用の各方面で市場が拡大しています。

成長著しい新しい業界という点で、待ち受ける課題も多くありますが、今後も利用者の皆様に安心してお使いいただけるよう努めて参ります。関係各位におかれましては今後ともご支援の程宜しくお願い申し上げます。

日本介護食品協議会
会長森 佳光

LINE
日本介護食品協議会 公式LINE

このページのトップへ